あさひこブログ

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幼稚園の毎日

2025/03/18

卒園式

今日は、卒園式でした。
とっても、いい式でした。
卒園、おめでとうございます!

卒園記念品のミニヒマワリの種ですが、園長が選んだものです。
実は、「あさひこ」は主に幼児が使う古い言葉で「朝日、太陽」という意味なんです。
そして、ひまわりは「いつも太陽に向かって育つ」。
「こどもたちが光り輝くほうに向かって育ってほしい」という思い。
「私たちはいつもあなたを見守り照らしているよ」という思い。
花言葉は「あなたはすばらしい」です。
そんな思いで選びました。
よかったら、育ててみてくださいね。

卒園式

ずっと、楽しく、自由に、生きていってね!

以下、園長による祝辞の原文です。
(本番で話したこととは少し違います)

おほしさまぐみ、61名のみなさん、卒園おめでとうございます。

でも、よく考えると、なんで、卒園が「おめでとう」なんだろうね。

誕生日、おめでとう!これはよくわかる。だって、大きくなるのは嬉しいもんね。
赤ちゃんが生まれておめでとう!これもわかる。かわいい赤ちゃんが生まれたら、そりゃあ、嬉しいよね。

そうやって、嬉しいことがあった時に、おめでとう、って言うよね。
でも、卒園って、嬉しいことなのかな?

卒園ってことは、楽しかった幼稚園とお別れする日。
なかよしの友達とお別れする日。
大好きな先生とお別れする日。
今日は、そうやって、さようならをする日です。

園長先生は、正直に言うと、さびしいよ。
もう、明日からみんながいないなんて。
今まで、ほとんど毎日会うのが当たり前だったみんな。
おはよう!って言って、一緒に村積山に登って、コマを練習して、焚き火をして、あさひこはがきをくれて、キャンプファイヤーをして、リレーをして、劇をやった。
明日から、もうみんなは幼稚園に来ないんだね。
それは、正直に言うと、さびしいよ。

でも、園長先生は、卒園おめでとう、って言うよ。さっきも、心を込めて、おめでとう、と卒園証書を渡したよ。

お別れは寂しいけど、だって、それは、みんなが大きくなった、っていうことだから。
大きくなったから、幼稚園を卒園する。そして、小学校に行くんだ。
そうだね、大きくなるってことは、嬉しいことだよね。だから、さびしい気持ちはするけれど、やっぱり、卒園、おめでとう、だね。

そんなみんなに、園長先生から、最後に伝えたいこと。
それは、みんなが幼稚園を卒園しても、小学校に行っても中学校に行っても大人になっても、いつまでも楽しいこと、自分の好きなこと、やりたいことをやり続けてほしい。自由に生きていってほしい、ということです。
 
自由に生きていく、というのは、すこし難しいけど、つまり、「自分のことを、自分で考えて、自分で決める」ということです。
 
みんなは、自分の好きなこと、やりたいこと、楽しいことを幼稚園でいっぱい見つけたよね。それはとってもステキなことです。なにをしたらワクワクするか、自分でわかるんだもんね。
たとえばバトンタッチリレー。走る順番も、作戦も、自分たちで考えたよね。
生活発表会。役も、台詞も、自分たちで決めたよね。
みんなはもう、自分たちのことを自分たちで考えて、自分たちで決める力がある。そういう力が、体にいっぱいにあるんだ。
だから、これからも、自分たちで考えて、自分たちで決めて、自由に生きていけるよ。
自分の髪型。自分の服装。自分のやりたいこと。全部、自分で自由に決めていいんだよ。
まわりの人と違っても、全然いい。だって、ひとりひとり、みんな違うもんね。顔も、背の高さも、性格も、みんな違う。だから違ってあたりまえだよ。
 
これから、どんどん大きくなって、小学校、中学校、大人になっていくと、まわりのひとから「ああしなさい」とか「こうしなさい」とか「これはだめだよ」「やっちゃだめだよ」って言われることもあると思う。
そういうときも、自分のことは、自分で考えてみよう。自分はどう思うかな?って考えてみよう。
 
そして、自分たちのことは、自分たちで話し合って、考えることができるよね。考えの違う人と喧嘩したり、自分の考えだけを押し付けたりするんじゃなくて、「僕はこう思うけど、きみはどう思う?」「君はそう思うんだね、僕はこう思うよ、じゃあ、どうしたらいいだろう?」って話し合うことができる力が、みんなにはあるね。そうやって、「こうしたらみんなが楽しいよね」ってアイデアを出せるようになったね。だから、これからも、自分たちのことを自分たちで考えて、決めることができるよ。そうやって、いつでも楽しく生きていける。それが、自由に楽しく生きるってことだと、先生は思っています。

なんでこんなことを先生が言うかっていうと、実は、大人になるうちに、その大切なことを忘れちゃうことがあるからだよ。
お仕事が忙しかったり、おうちのことが大変だったりすると、ついつい、自分たちのことは自分たちで考えて決めていいんだ、自由に生きていいんだってことを忘れちゃうことがある。楽しくなくなっちゃうことがあるんだよ。先生もだし、ここにいるみんなのお父さんやお母さんも、そうかもしれない。
 
でも、みんなが幼稚園で楽しく過ごしている姿を見て、忘れちゃってたことを、思い出すことができたんだよ。楽しく生きよう。自由に生きようって。
だから、みんな、ありがとう。
ひょっとして、みんなが大人になる間に、みんなも忘れちゃったりしたら。
「楽しくないな」「やりたいことをやってないな」と思うことがあったら。
いつでも幼稚園においで。きっと、思い出せるから。楽しく自由に生きるってことを。
村積山と一緒に、いつでも、ここからみんなを見守ってるよ。いつでも、おいで。
これからもずっと、みんなが、楽しく、好きなことをいっぱいして、やりたいことをして、自由に生きていけるよう、見守ってるよ。
これをもちまして、園長先生からの、お祝いの言葉とさせていただきます。
 
最後に、ひとこと、ポルトガル語で挨拶させてください。
Parabéns pela formatura!
Muito obrigado por terem vindo ao Jardim de Infância Asahiko.
Viva livremente!
卒園、おめでとうございます!