園庭の端にある六角形の建物は、クラフトハウス(工作室)。
こどもたちが粘土遊び・木工を楽しんだり、陶芸サークルの活動の場になっています。

陶芸サークルはPTA活動の一環であるキンダーサークルのひとつです。
園児の保護者であれば誰でも参加でき、保育時間内にクラフトハウスで制作活動することができます。

幼稚園敷地内の北側にある登り窯・秋津窯(とんぼがま)。
旧園舎の時代から、岡崎市で活動されている陶芸家・金田恭明先生の監修のもと活動していた陶芸サークルですが、現園舎移転に伴い、金田先生とそのお教室の生徒さんや保護者の皆さんと協力し合い、平成21年に秋津窯が完成しました。
この規模の登り窯がある幼稚園は全国的にもとても珍しく、あさひこ幼稚園らしい特色のひとつです。

秋津窯では毎年11月末に焼成を行います。
窯詰めが終わり焼成を待つ作品たち。

焼成は三日三晩夜通しで行われます。
温度を計り薪をくべ、煌々と燃え上がる炎の様子は圧巻です。

焼き上がり窯から出され並べられた作品たち。
自分の手で作った作品がこうして完成すると感動もひとしお。

秋津窯では、年中の行事である「親子で食器」で保護者と一緒に作られた作品も焼かれます。
こちらは年長の保育でも実際に使われ、卒園の時に渡されます。
幼稚園の思い出を詰め込んだ、世界に一つしかない作品です。